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ステンシル作成

(2019.4.3 作成)

 このページではレーザーカッターを使用して基板にクリームはんだを塗るための型紙=ステンシルを作成する方法を紹介しようと思います。

 使用するのはKiCADとInkscapeですが、同様の方法を紹介している他のサイト様も多いので、あくまで一つの方法だと思ってご参考に見ていただければと思います。

マスクデータの作成

 まずクリームはんだを塗布したい基板の設計を行います。ここではブログで紹介しているパスワード管理器用の基板を題材に紹介してみようと思います。

 KiCADで基板の設計が終わったらSVGファイルとしてはんだ塗布領域のデータを出力します。

 具体的にはF.PasteかB.PasteのレイヤをSVGファイルとして保存します。

Inkscapeで読み込み、編集

 保存したファイルをInkscapeで開き、マスクデータの原点を設定します。

 大抵の加工機では左下が原点になっていると思いますので、マスクデータもそれに合わせ左下に位置を合わせます。この際矢印で示したスナップ機能を使うと気持ちよく揃えることができると思います。

 次にレイヤ機能を駆使してパッドの大きさ毎に色分けします。

 これはICの放熱パッドなど大きすぎる端子に対してはマスクを一回り小さくする編集を行いたいのですが、わかりやすくするためにあえて色分けしています。

 色分けができたらそれぞれに対してオブジェクト→変形を使って程よいサイズに縮小します。

 さらに0.5mmピッチのICなどはレーザーカッターで穴をあけると繋がってしまいますので、一つ置きに穴をあけるようにしています。

 こうするとはんだ付けは一つ置きになってしまいますが、ICの位置は固定されているので後の手作業で残りの端子をつけるのが楽になります。

 

 ここまでくると後はドキュメントのプロパティで単位をmmに設定して再度SVGファイルとして保存するだけです。

加工

 あとは作成したSVGファイルをもとにレーザーカッターで紙に加工してゆきます。

 管理人の場合、加工のソフトはLaserGRBLを使用しています。いくつかソフトを試しましたが、比較的使いやすいソフトだと思います。

 無事基板にクリームはんだを塗ることができました。ちょっとずれてますが、、、

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